Aug 24 – 28, 2026
京都大学基礎物理学研究所
Asia/Tokyo timezone

自然な E6 大統一理論における多世代右巻きニュートリノによる熱的レプトン数生成

Aug 25, 2026, 3:45 PM
2h
パナソニックホール (京都大学基礎物理学研究所)

パナソニックホール

京都大学基礎物理学研究所

ポスター発表 ポスターセッション1

Speaker

Kei SHIBATA

Description

宇宙のバリオン数非対称性の起源を説明する有力な機構として、右巻きニュートリノの崩壊に基づくレプトジェネシスが知られている。本発表では、追加的な $U(1)_A$ 対称性を伴う 自然な $E_6$ 大統一理論 における熱的レプトジェネシスを議論する。この枠組みでは、Froggatt-Nielsen 機構により湯川結合の階層構造および右巻きニュートリノ質量階層が対称性から自然に導かれ、低エネルギーにおけるニュートリノ質量・混合と宇宙論的バリオン数非対称性を同時に記述できる可能性がある。

本研究では、MSSM における熱的レプトジェネシスを仮定し、複数世代の右巻きニュートリノ $N_i$ の生成、崩壊、逆崩壊および散乱過程を含む Boltzmann 方程式を数値的に解く。特に、従来しばしば用いられる最も軽い右巻きニュートリノ $N_1$ 近似を超えて、より重い右巻きニュートリノ $N_2$, $N_3$, $N_4$ の崩壊により生成される $B-L$ 非対称性に注目する。フレーバー効果、SUSY 粒子の寄与、spectator processを取り入れることで、各世代の右巻きニュートリノが最終的なバリオン数非対称性に与える影響を評価する。

Authors

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