Speaker
Kodai Sakurai
(Tohoku University)
Description
ヒッグスファクトリーでは、125 GeVヒッグスボソンの性質が高精度で測定されることが期待されている。これらの精密測定により標準理論予言からのずれが発見されれば、ヒッグスセクターの構造やその背後にある新物理に迫ることができる。
これまで、rhoパラメータがツリーレベルで1となる拡張ヒッグス模型(Two Higgs Doublet Model、Higgs Singlet Modelなど)については、ヒッグス結合や崩壊率に対する輻射補正の効果が広く研究されてきた。一方で、rhoパラメータがツリーレベルで1からずれる模型については、輻射補正を含めた精密解析はほとんど行われていない。
本講演では、その具体例として実ヒッグス三重項模型(Real Higgs Triplet Model)に着目し、125 GeVヒッグスボソンの崩壊率に対する1ループ補正の理論予言について議論する。特に、rhoパラメータが1からずれることに起因する特徴や、将来のヒッグス精密測定による検証可能性及び他の模型との識別可能性について議論する。
Authors
Kei Yagyu
Kodai Sakurai
(Tohoku University)
Mariko Kikuchi
Masashi Aiko
Shinya Kanemura
Sora Taniguchi