Speaker
Fukutaro MIYA
(The University of Osaka)
Description
トポロジカルソリトンは通常、対称性の破れによって定まる真空多様体のホモトピー群によって分類される。しかし Cho--Maison モノポールでは、通常の意味での真空多様体に基づく分類は自明であるにもかかわらず、ヒッグス場の向きに注目すると非自明な巻き数が現れる。本発表では、このように通常の真空多様体ではトポロジカルに自明でありながら、場の向きに対する追加の同一視を考えることで非自明な構造をもつソリトンを考察する。
まずホモトピー群の完全列を用いて、このような構造がどの余次元で現れ得るかを整理する。その結果、余次元 2 のストリングと余次元 3 のモノポールが自然な候補となることを説明する。余次元 3 の例が Cho-Maison モノポールであるのに対し、余次元 2 の例として、基本表現スカラーをもつ SU(2)ゲージ理論における Z_2ストリングを取り上げる。また、このZ_2 ストリングの安定性についても議論する。
Author
Fukutaro MIYA
(The University of Osaka)