Speaker
Naoki Yoshioka
(Hiroshima university)
Description
時空の捩じれ(捩率)を内包するEinstein-Cartan重力理論では、捩率のみで構成されるHolst項を考えられる。この時高次のHolst項は捩率をダイナミカルな量にする。近年、このダイナミカルな捩率を用いたインフレーションモデルが提案された。よって捩率と物質場の相互作用はインフレーション後にそのエネルギーの遷移を与える。本研究ではこの捩率と物質場の相互作用がフェルミオンをいかに生成するかを数値的に評価した。本発表はarxiv: 2406.14982の研究に基づく。
Primary author
Naoki Yoshioka
(Hiroshima university)
Co-author
Prof.
Tomohiro Inagaki
(Hiroshima university)