Speaker
RIE INUMIYA
Description
暗黒物質は天文学的観測により存在が示唆されており、その正体の解明は素粒子物理学の重要な課題となっている。暗黒物質の残存量は初期宇宙の相転移による影響を受けると考えられている。一般的には暗黒物質の質量を定数と仮定しBoltzmann方程式を評価するが、本研究では温度依存性を考慮した暗黒物質の質量を用い、相転移が暗黒物質残存量に与える影響を考察する。
暗黒物質は天文学的観測により存在が示唆されており、その正体の解明は素粒子物理学の重要な課題となっている。暗黒物質の残存量は初期宇宙の相転移による影響を受けると考えられている。一般的には暗黒物質の質量を定数と仮定しBoltzmann方程式を評価するが、本研究では温度依存性を考慮した暗黒物質の質量を用い、相転移が暗黒物質残存量に与える影響を考察する。