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Sep 8 – 12, 2025
京都大学基礎物理学研究所
Asia/Tokyo timezone

2025/12/19 佐藤先生のご講演動画を公開しました。

2025/08/07    ポスター発表についてのページを追加しました。

2025/07/23 オンライン参加に限り参加登録を再開しました。

2025/07/19 参加登録を締め切りました。

2025/07/15 現地参加の登録を締め切りました。

2025/07/05 旅費補助の申請を締め切りました。

2025/06/16 講演タイトルを掲載しました。

2025/05/30 Webページ、参加登録、発表申込フォームをオープンしました。

 

 

追加の諸注意

- 会場の収容人数および参加者数について
本研究会における現地参加希望者数が、会場の収容可能人数を上回る見込みです。つきましては、定員に達した時点で、やむを得ず現地参加の登録を締め切らせていただきます。現地参加の登録締切後もオンラインでの参加登録は可能です。

 

現地参加希望者数が会場の収容可能人数に達したため登録を締め切ります。大変申し訳ありませんが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、オンラインでの参加登録は7/18(金)まで可能です。

 

数多くのお問い合わせをいただきましたため、オンライン参加の参加登録期間を8/31(日)まで延長致します。なお、参加登録人数がZoomウェビナーの人数制限に達する見込みとなった場合は、期間の途中でも参加登録を終了させていただきますので、ご了承下さい。

 

 

研究会概要

 近年、量子基礎論と量子情報科学の融合的な進展は目覚ましく、不確定性原理や量子もつれといった量子の特異な性質が、通信・暗号・計算などの情報技術に革新をもたらしています。こうした新たな知見は、ベルの定理をはじめとする「実験形而上学」の発展や、量子力学の「情報理論的」理解を一層深めるフィードバックとして機能しています。

 そこで量子力学誕生100周年を契機に、量子基礎論および量子情報科学の最前線の知見を共有し今後の量子論のさらなる発展を議論する場として本研究集会を開催します。当研究会では量子基礎論および量子情報科学の最先端で活躍する研究者による発表や学生・若手研究者向けのチュートリアル講義・ポスター発表に加え、素粒子・宇宙・物性分野の研究者との学際的な交流の場を提供します。参加者同士の活発な意見交換を通した新たなアイデアの創出や、若手研究者の育成を期待しています。量子論に関心のある学生や若手研究者、更には分野外からの参加者も大歓迎です。この貴重な機会に次世代の量子科学の未来を共に切り拓いていきましょう。

 

※本研究会の口頭講演は招待講演のみです。ポスター発表は参加者から募集しております。

 

 

開催日時・場所

●  日程:2025年9月8日(月) 〜  9月12日(金)

●  場所:京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館 パナソニック国際交流ホール [オンライン配信あり※1]

        (基礎物理学研究所へのアクセスはこちら

●  参加登録、ポスター発表申込、発表概要提出:7月18日(金) 締切※2

    旅費補助申込:7月4日(金) 締切※3

 

※1  オンライン参加のみを希望される方も参加登録が必要です。

 

※2  発表概要の提出にはIndico YITPのアカウント取得が必要です(アカウント取得はこちら)。

 

※3  主に学生を対象として、ポスター発表者の中から希望者に旅費の援助を行います。予算に限りがあるため、研究費等をお持ちの方はなるべくそちらをお使いください。旅費補助希望者の人数によっては、支給者の選定および一部補助になる場合もございますので、ご了承下さい。

 

 

主題

当研究会では、量子基礎論および特に繋がりの深い量子情報科学における問題点を整理することで、物理学に更なる発展をもたらすことを目指します。量子基礎・量子情報分野における最先端の研究成果はもとより、近年の両分野の発展を背景とした、素粒子・宇宙・物性との分野横断的な研究成果の発表を強く歓迎します。

 

 

プログラム

●  9月8,9日:チュートリアル講演、ポスターセッション

●  9月10,11,12日:招待講演、ポスターセッション

詳細はタイムテーブルのページをご覧ください。

 

 

Tutorial

木村 元(芝浦工業大学)

 ‘‘ベル定理と実験形而上学”

 

中田 芳史(京都大学基礎物理学研究所)

 ‘‘量子力学から量子情報へ”

 

宮寺 隆之(明治学院大学)

 ‘‘量子論における両立不可能性”

 

 

Invited Speakers

伊藤 憲二(京都大学)

 ‘‘量子物理学史における1925年’’

 

井元 信之(東京大学)

 ‘‘量子波長変換 -量子コンピューターと量子通信の根本技術-’’

 

上田 正仁(東京大学)

 ‘‘Beyond-Hermitian Quantum Physics’’

 

内山 智香子(山梨大学)

 ‘‘量子開放系の諸問題’’

 

小澤 正直(名古屋大学, 理化学研究所)

 ‘‘量子測定理論の発展:普遍的不確定性原理から量子間主観性定理へ’’

 

川上 恵里加(理化学研究所)

 ‘‘浮揚電子による量子ビット’’

 

菅野 優美(九州大学)

 ‘‘時空の量子力学と宇宙’’

 

小芦 雅斗(東京大学)

 ‘‘量子暗号のセキュリティ理論から見える量子力学’’

 

佐藤 文隆(京都大学名誉教授)

 ‘‘量子力学の100年’’

 

清水 明(東京大学, 大阪大学, BlocQ Inc.)

 ‘‘Is quantum mechanics consistent with thermodynamics?’’

 

高柳 匡(京都大学基礎物理学研究所)

 ‘‘重力理論と量子情報’’

 

谷村 省吾(名古屋大学)

 ‘‘量子系から古典系の創発と確率解釈の由来’’

 

谷本 溶(ローマ・トル・ヴェルガータ大学)

 ‘‘代数的場の量子論の基礎的な問題’’

 

筒井 泉(日本大学, 高エネルギー加速器研究機構)

 ‘‘量子性の根源を求めて:量子異常から量子物理量へ’’

 

中平 健治(玉川大学)

 ‘‘量子論の図式表現とその応用例’’

 

中村 泰信(理化学研究所)

 ‘‘超伝導量子コンピュータの研究開発’’

 

長谷川 祐司(ウィーン工科大学、北海道大学)

 ‘‘量子力学の基礎問題への実験的アプローチ 〜中性子を用いた量子光学実験〜’’

 

平野 琢也(学習院大学)

 ‘‘量子暗号とエンタングルメント’’

 

布能 謙(東京大学)

 ‘‘熱力学的トレードオフ関係における量子効果・情報量’’

 

細谷 曉夫(東京科学大学名誉教授)

 ‘‘量子力学を自然な言葉で語ること’’

 

森 立平(名古屋大学)

 ‘‘スタビライザー状態の数理とマトロイド理論’’

 

李 宰河(東京大学)

 ‘‘不確定性原理の諸相’’

 

 

費用

ブレーク代1人500円。意見交換会参加者は別途会費(1人4000円前後を予定)。ブレーク代、会費は学会当日に現地で集金します。

 

 

後援

本研究会は基研研究会の一環として、

 ・京都大学 基礎物理学研究所

の補助を受けて開催されています。

 

 

世話人

荒井 駿(東京大学)

木村 元(芝浦工業大学)

倉持 結(九州大学)

佐々木 寿彦(Quantinuum K.K.)

高倉 龍(大阪大学、連絡責任者

中田 芳史(京都大学基礎物理学研究所)

松浦 孝弥(理化学研究所)

皆川 慎太朗(エクス=マルセイユ大学)

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Ends
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京都大学基礎物理学研究所
湯川記念館 パナソニック国際交流ホール
京都市左京区北白川追分町