2026/03/05 Webページをオープンしました。
研究会概要
近年、量子基礎論および量子情報科学は、相互に深化するのみならず、物性物理学、素粒子論、宇宙論、数理科学、さらには情報科学や熱力学といった周辺分野との交差を通じて、新たな研究領域を切り拓いています。量子もつれや非局所性、量子測定、量子リソース理論といった基礎概念は、量子コンピューティングや量子通信の実装的進展と相補的に発展し、同時にブラックホール情報問題や量子重力、トポロジカル相、量子多体系の理解にも深い影響を与えています。 こうした状況のもと、本研究集会では、量子基礎論と量子情報科学の近年の進展を軸に、他分野との相互作用がもたらす新たな理論的・実験的展開に焦点を当てます。分野横断的な視点から、量子論の構造そのものを問い直す試み、情報理論的アプローチによる物理法則の再定式化、ならびに実験技術の高度化が基礎的問いへと還流する動向を議論します。
本研究集会では、量子基礎論・量子情報科学の第一線で活躍する研究者による招待講演に加え、関連分野の専門家による講演、学生・若手研究者向けのチュートリアル講義、ポスター発表の機会を設けます。分野間の積極的な対話を通じて、新たな共同研究の萌芽を育み、将来の研究コミュニティを担う若手研究者の育成を期待します。 量子論の基礎に関心をもつ研究者・学生はもちろん、他分野からの参加も歓迎します。本研究集会が、量子科学の次の展開を構想するための実りある議論の場となることを期待しています。
※本研究会の口頭講演は招待講演のみです。ポスター発表は参加者から募集しております。
開催日時・場所
● 日程:2026年8月3日(月) 〜 8月7日(金)
● 場所:京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館 パナソニック国際交流ホール [オンライン配信あり※1]
(基礎物理学研究所へのアクセスはこちら)
● 参加登録、ポスター発表申込、旅費補助申込:6月12日(金) 締切※2
発表概要提出:6月26日(金) 締切※3
※1 オンライン参加のみを希望される方も参加登録が必要です。
※2 主に学生を対象として、ポスター発表者の中から希望者に旅費の援助を行います。予算に限りがあるため、研究費等をお持ちの方はなるべくそちらをお使いください。旅費補助希望者の人数によっては、支給者の選定および一部補助になる場合もございますので、ご了承下さい。
※3 発表概要の提出にはIndico YITPのアカウント取得が必要です(アカウント取得はこちら)。
主題
当研究会では、量子基礎論および特に繋がりの深い量子情報科学における問題点を整理することで、物理学に更なる発展をもたらすことを目指します。量子基礎・量子情報分野における最先端の研究成果はもとより、近年の両分野の発展を背景とした、素粒子・宇宙・物性との分野横断的な研究成果の発表を強く歓迎します。
プログラム
● 8月3日:チュートリアル講演
● 8月4〜7日:招待講演、ポスターセッション
詳細はタイムテーブルのページをご覧ください。
Tutorial
倉持 結(九州大学)
‘‘TBA”
水田 郁(東京大学)
‘‘TBA”
Invited Speakers(現時点、随時更新)
磯 暁(理化学研究所、高エネルギー加速器研究機構)
‘‘TBA’’
桑原 知剛(理化学研究所)
‘‘TBA’’
沙川貴大(東京大学)
‘‘TBA’’
髙木 隆司(東京大学)
‘‘TBA’’
高橋 惇(東京大学物性研究所)
‘‘TBA’’
長岡浩司(電気通信大学)
‘‘TBA’’
Francesco Buscemi(名古屋大学)
‘‘TBA’’
本多正純(理化学研究所、埼玉大学)
‘‘TBA’’
皆川慎太朗(エクス=マルセイユ大学)
‘‘TBA’’
村尾 美緒(東京大学)
‘‘TBA’’
望月 健(東京大学)
‘‘TBA’’
森 崇人(立教大学)
‘‘TBA’’
後援
本研究会は、
・京都大学基礎物理学研究所(基研研究会の一環として)
・理研委託金
の補助を受けて開催されています。
世話人
荒井 駿(東京大学、連絡責任者)
木村 元(芝浦工業大学)
倉持 結(九州大学)
高倉 龍(大阪大学)
高柳 匡(京都大学基礎物理学研究所)
中田 芳史(京都大学基礎物理学研究所)
本多 正純(理化学研究所、埼玉大学)
松浦 孝弥(理化学研究所)
水田 郁(東京大学)
皆川 慎太朗(エクス=マルセイユ大学)
李 宰河(東京大学)