Speaker
MIHOKO NOJIRI
(KEK)
Description
素粒子反応では、ハードな物理プロセスのクオーク・グルーオン、そこから始まるパートンシャワー、さらにハドロンの形成など、TeVスケールから1GeVスケールまでの異なる物理ブロセスが複合します。このような物理プロセスを解析する深層学習模型として、言語モデルの中核をなすアテンション機構の一種であるクロスアテンション模型を考案しました。この模型は、効率の良いジェットの分類や、複数の高エネルギーのヒッグス・ゲージ粒子のふくまれるイベントに対して高い効率をあげるだけでなく、物理情報を引き出す面でも有力であることを示します。arXiv 2404.14677, 2401.00452
Primary author
MIHOKO NOJIRI
(KEK)