Speaker
Ryoto Takai
(SOKENDAI/KEK)
Description
高エネルギーmu+mu+コライダーにおけるヒッグス粒子生成について考える。一般に高エネルギーのレプトンコライダーではW,Zボソン衝突による生成が支配的である。Zボソンの衝突はmu+mu+コライダーでも同様である。Wボソンの衝突は、電荷が同符号の粒子を衝突させるためにより高次の反応になるが、十分大きなエネルギーでは、断面積が異符号の粒子を衝突させる場合に比べてO(1)程度まで回復する。この結果は他のコライダーでも重要である。