• indico アカウント作成の承認は、自動ではなく平日8:30-17:15 の間に手動で行われるため、それ以外の時間帯は承認されるまでに時間がかかってしまいます。申し訳ございません。 The approval of indico account creation is done manually between 8:30 am and 5:15 pm on weekdays (JST).
Sep 1 – 5, 2025
京都大学基礎物理学研究所
Asia/Tokyo timezone

ステライルニュートリノによるKM3-230213Aの起源解明

Sep 4, 2025, 11:30 AM
30m
パナソニックホール (京都大学基礎物理学研究所)

パナソニックホール

京都大学基礎物理学研究所

口頭発表

Speaker

Yuma Narita (Tohoku Univ.)

Description

KM3NeT/ARCAによって検出された超高エネルギーのミューオンイベント「KM3‑230213A」は、およそ220 PeVのエネルギーを持つニュートリノによるものと解釈され、大きな注目を集めている。しかし、この事象に対応するガンマ線信号は観測されておらず、またIceCubeをはじめとする他のニュートリノ観測装置による追検出もないことから、標準模型に基づく解釈には困難がある。本発表では、この事象の起源として提案されているステライルニュートリノによるシナリオを紹介する。特に、右巻きニュートリノが標準模型のニュートリノと微小に混合することで、検出器においてミューオンイベントとして観測される可能性に着目する。また、通常のニュートリノとは異なり、こうした粒子はガンマ線を伴わず、他の観測装置では検出されにくいという特徴についても議論する。本研究は、宇宙ニュートリノ観測の枠組みを拡張する可能性を持ち、ダークセクターや標準模型を超える新たな物理の探索に新しい視点を提供する。

Primary author

Yuma Narita (Tohoku Univ.)

Co-author

Presentation materials