Speaker
谷口 宙
(大阪大学)
Description
Aoki-Kanemura-Setoモデル(AKSモデル)は、ニュートリノ質量、ダークマター、バリオン数非対称性を同時に説明しうる輻射シーソー模型であるが、オリジナルの模型で生成バリオン数の評価は未だなされていない。本講演では生成バリオン数をトップクォーク輸送シナリオとWKB近似法に基づいて計算し、既存の実験データと3つの未解決諸現象を説明するベンチマークポイントを明らかにするとともに、将来の様々な実験を用いて多角的に検証する可能性を議論する。
Primary authors
Kazuki Enomoto
(National Taiwan University)
Mayumi Aoki
Shinya Kanemura
(Osaka University)
谷口 宙
(大阪大学)